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過剰包装

 それ程、外国を歩いているわけでもないが、そこで、ふと考えさせられることがある。包装の仕方の違いだ。中国やアメリカ、それにフランスやスペインなどヨーロッパの国々。どこで買い物しても、その包装や入れ物は極めてラフ。日本のように包装を過剰にする国はない。その違いは誰が見ても歴然としている。習慣や国民性の違いといってしまえば、それまでだが、やっぱり合理感覚の違いだろう。


包装紙


 わが国の場合、お土産物一つとっても包み紙入れ物に細心とも言える気配りと工夫をする。高級果物のメロンやマンゴーに到っては桐の箱にまで入れてしまうのである。高価イメージのシールやリボンなんかも当たり前。消費者側もそれが当然と思っているし、むしろ、それを求める場合だってある。一流デパートのように包み紙そのものがブランドの証だったりする。ただ、この一流デパートの包み紙は時の流れの中で、地殻変動も。山梨で言えば「岡島」、東京で言えば「三越」もその一つかもしれない。

メロン

 消費が経済成長の原動力、などと分かったようなことを言われると返す言葉もないが、よく考えてみると、間違いなく無駄。なにも立派な紙を使ったカラフルな包み紙や桐の箱を食べるわけでもなく、開いた後はただのゴミ。当然、この包装にはそれなりのコストが。この過剰包装の習慣は、日本人が長い間に身に付けさせられた「見栄」の裏返しなのか。それとも形や外見にこだわる日本人の特性なのか。


包装紙2


 そんなたわいもない事を考えていたら茶の間のテレビで「見た目の損得論」などと、これまたたわいもない番組をやっていた。晩酌をしながら何気なく見ていたバラエティー番組。何人かの人気タレントさんに囲まれた経済アナリストが真面目顔で話していた。それによると、人間、イケメンだったり、感じのいい風貌やイメージを持った人は、それと反対の人と比べると一生のうちでは、お金で換算すると4,000万円の得をするというのだ。




 番組は「実験」と称して街頭にイケメンと、そうでない男の人を二人並べて広告入りのティッシュを道行く人に配らせた。どちらの方が沢山配るか、言い換えれば道行く人たちがどちらからティッシュを受け取るかだ。隠しカメラでそれを追って見せるのだが、結果はイケメン男性に圧倒的な軍配。その差は歴然としていた。女性の場合の就職試験面接にもその差は知らず知らずに現れているのだそうだ。




 「見た目」というのは理屈では分からない不思議な力を持っている証。過剰包装はそんな日本人の心理を商いの中に捉えているのだろうが、考えてみればやっぱり無駄。ゴミの山への貨物列車だ。そんなことを考えるともなく晩酌を重ねていたら、うちのかみさん、「お父さん、これをお中元として送りたいんですけど、包み紙、これでいいかしら。これだと安っぽく見えるかしらねえ」。


ゴミの山


 ひと頃、イケメンの代表格のようにオバサマ方から人気を集め、追っかけに囲まれた、あのヨン様は・・・。どうやら日本の奥様方は包装紙ばかりでなく、マスコミにも弱い。マスコミに取り上げられなくなると、あっさりと忘れてしまうのだ。 国政、地方を問わず、選挙だって「見た目」やマスコミによって作られる「人気」というレッテルにも左右されていく。「総理大臣にふさわしい人」がいい例だ。その人を支持するのもしないのも気まぐれなのだ。



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simple is best

 [Simple is best]。うまいことを言ったものだ。フレーズだって、まさにシンプル。この言葉は古今東西、普遍のような気がする。人間、単純であった方が何事にも分かり易い。しかし、これまた古今東西、単純に行かないのが人間であり、人間の世界かもしれない。

パソコン


 ここで言いたい「Simple is best」は、そんな小難しいことでも屁理屈でも何でもない。このブログをやっていて、つくづく思うことである。アナログ人間が遅ボケにパソコンを習い、インターネット、果てはブログにハマリ、パソコンに向かいながら痛感することなのだ。自ら記事を発信する一方で、人様の記事やメッセージを一人でも多く拝見させて頂く。このこと自体、当たり前なことだと思っている。




 ところが、目指すページがなかなか開かないのだ。「待機中」「不明なゾーン」。10秒、20秒ならまだいい。これが1分、2分となるとイライラするのだ。10分、20分、ましてや1時間、2時間を考えればわずかな時間だが、この待つ時間がなんと長いことか。「お前は気が短いんだよ」とお叱りを受けるかもしれないが、正直言ってうんざりするのである。


時計


 その時どうするか。おっしゃる通り、せっかち者だから、お目当てのページが開かれるのを待ちきれずに次ぎのステップに移ってしまうのだ。百歩譲って、それがまかり通ったとしても、その後にはツケが回って来るのである。




 それを繰り返すと結果的にパソコンがストレスを貯めてしまうのだ。アナログ人間が「ストレスを貯める」などと、分かったようなことを言うのは似合わないかもしれない。しかし経験から、それを繰り返していると必ず、パソコンはトラブルを起こすのだ。その時に、為すすべを知らないので、やることは一つ。再起動して振り出しから改めて手順を踏んでいくのだ。これがまた煩わしい。せっかち者の所以である。




 その原因をアナログ人間なりに考えた。「大きなお世話」とお叱りを受けるかもしれないが、ブログのベテラン、つまり、それへの知識と技術をお持ちの方に、トラブルの原因が多いようにお見受けした。高度なテクニックを施すものだから、コンピュータだって解析するための時間を要するのだろう。動画文字もその一つ。これは単なる私の経験則。シンプルな発信をしてくれるブログにトラブルは少ない。


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 他山の石。同じ轍は踏むまいと思っている自分も人様にご迷惑をかけているのではないかと思うことがある。私のブログは日常生活の中で見たもの、感じたものを文字と写真で綴っているエッセイ。素人なりに文字はともかく写真の多用は、それなりの負荷を招いているのではと思ったりする。事実、次ぎへのステップに時間がかかるようになった。




 私が住む山梨市は甲府盆地の東北部。山間部とはいかないまでも、それに近い。これもアナログ人間の経験則だが、お天気の悪い時の接続はよくない。科学的な根拠を持って言っているのではないのだが、雨の日などは極めて接続がよくないのだ。総じてこの世界に知識豊かな若い方々と反対に、一般的にアナログ層のブログの方がお訪ねの接続がし易い。Simple is bestである。発信する文章は読んで頂くもの、写真は見て頂くものだ。




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あなたは性善説?性悪説?

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 親が子供を虐待したり、果ては殺してしまう。反対に子供が親に暴力を振るったり、平気で殺す。先頃、死刑判決を受けた男は障害者施設で、入所者を手当たり次第に手にかけて大勢の尊い命を奪った。「障害者など、この世の中にいらない」。考えられない短絡的な動機だった。かなり前の話だが、殺人の動機を「人を殺してみたかった」と平然と言ってのける若者も。«動機なき»通り魔無差別殺人も後を絶たない。虐待の親を除けば、いずれも若者だ。




 一体、この世の中、どうなっているの?人間だったら誰だって首を傾げたくなる。意見の食い違いで、口論になり、場合によって殴り合いの喧嘩になることはある。でも、どこかで、理性が働く。それ以上やってはいけないと無意識のうちにもブレーキがかかるのだ。人間ならば、誰もが持ち合わせている真理。だから世の中の秩序が成り立ち、社会が回っているのだろう。




 昔は、と言ったら、懐古趣味に聞こえるかも知れないが、誰だって目に入れても痛くないはずの可愛い我が子を虐待し、ましてや殺したり、自分を産んでくれた親を殺すようなことはなかった。もしあったとすれば、自らも病弱で、年老いた親の介護に窮した挙句、ぎりぎりの選択として涙ながらに手をかけてしまうケースだ。もちろん、人を殺める行為を肯定出来るものではないが、同じ人間として一抹の同情は出来る。

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 「個」の尊重。この行き過ぎた結果が、時代背景にあるような気がしてならない。ひと頃流行った「自己虫」などと言う言葉は、その象徴と言えないか。もちろん、個の尊重が悪いということではない。むしろ、「個」を大事にすることによって人間一人一人が持つ計り知れない能力を引き出していく。全体という大枠でくくったら、それを潰してしまうことだってある。ただ「自己虫」の«繁殖»は何処かに原因が…。



 言ってみれば、世の中、その両方のバランスの上に成り立っている。世の中の全てに言えることだろうが、物事がバランスを崩した時、往々にして、あってはならないことを惹き起こす。いずれにせよ、教育は一歩間違うととんでもない方向に人間を導くことは確かだろう。




 人間性善説と性悪説というのがある。古く紀元前の中国で荀子が唱えたのが性悪説。孟子の性善説に対抗した説だそうだ。対抗というより、発展させたと言った方がいいのかも知れない。つまり、孟子は「人間の本質は生まれながらにして善」という。




 荀子が言う性悪説は、その反対。さてどちらが正しいのか。その答えはないのだろう。何故なら2000年以上も、これに答えを出した者はいないからだ。永遠に答えが出ない論争であり、答えのない論争なのだろう。

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 私は心情的には孟子の性善説かも。私たち人間の本性は、少なくとも生まれながらには「善」であって欲しいからだ。一方で、無邪気に遊ぶ孫娘を見ながら、人間、元々は我儘で、悪いことも辞さない、いわゆる「悪」の本性を持っているのではないか、と思うこともある。自らの欲求が満たされなければ泣きわめく。いたずらや、いじめもその一つ。無邪気と言えばそれまでだが…。そんな子供も成長と共にみんなが「善悪」をわきまえるのである。




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カラスと女房

ネコ


 「お父さんねえ、カラスだけはいじめない方がいいわよ。しっぺ返しが怖いんだって…」
何処で聞いて来たのかは知らないが、女房は真顔で、そんなことを言う。





 いつも裏庭の駐車場の隅っこに置いてやる猫の餌を横取りする2羽のカラスを横目にしながらの話だ。カラスは他の小鳥にはない「何か」を持っていることは確か。




  「バカ言え。追っ払わないとミー(猫)が可哀そうじゃないか」


 「ダメよ。ミーには、また後で(餌を)やればいいじゃないの…」




 カラスは他の小鳥と違って獰猛だ。知恵もある。猫の一匹や二匹、押しのけてでも我がもの顔で餌を横取りする。意気地がないもので、当の猫はカラスの横暴を「指をくわえて」遠巻きに見ているだけ。「こん畜生」。判官びいきで咄嗟に追い払おうとするのだが…。

ねこ2


 知り合いが、カラスなどの鳥獣被害について、こんなことを話してくれたことがある。


 「シカやイノシシはいいが、カラスとサルだけは、どうにも手の施しようがない」


 シカやイノシシの場合は、有刺鉄線や電流柵で防ぐことが出来るが、知恵があるカラスやサルにはそれが通用しないという。特にカラスは種蒔きをするのを上から見ていて、後からみんなほじくってしまう。作物が実れば、片っ端から食い荒らすのだそうだ。「自家製の野菜を全てハウス栽培に頼るわけにも行かないし…」。頭を抱える。




 この方のお住まいは県境の町・山梨市三富町。すぐ隣は埼玉県の秩父地方。いわゆる奥秩父の一角である。県境の町と言っても我が家から10数㌔。地図の上では牧丘町をはさんで、いわば、目と鼻の先だ。平成の合併で山梨市と一緒になる前の三富村の収入役を務めていた。のちに人権擁護委員をご一緒して親しくさせていただいた間柄である。




 役場の現役当時は、この鳥獣対策に本気で取り組んだだろうことは言うまでもない。でも、そこには動物愛護の建前との板挟みもあって限界が。今では成すすべがなく、お手上げ状態だという。「今や«共存共栄»ですよ」。諦めきっている。




 私たちが住む、この地域だって決してよそ事ではない。シカやイノシシは既に勢力範囲を広げて我が地域にも来ているし、サルがやって来るのも時間の問題だろう。カラスはとっくからのさばっている。何故か、カラスの天敵?である鷹やトンビはほとんど見かけなくなった。以前は大空をぐるりと輪を描いて舞い、そうかと思えば急降下。餌を捕るトンビが姿を消してカラスは今や我がもの顔。気のせいか、そのカラスが最近とみに増えた。




 そこのけ、そこのけ。横暴ガラスを指をくわえて観ているしかない我が家のミーは、実を言うと10数年前から住み着いている野良猫。女房は毎日三度、三度のメシであるキャッツフードを買い込むのはむろん、動物病院に連れて行って去勢手術を施しもした。毎朝、夜が明ける頃になると勝手口に来てニャン、ニャン餌を求めるのだ。




 私が畑で仕事をしていると、近くで寝転んだり、転がったり…。可愛い。何時しか、野良と話をしている自分がいた。女房が言う「カラスのしっぺ返し」とは、どんなものか知らないが、我が家の野良は知っているのかも。今日も餌をカラスに横取りされているのだ。




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巣作りも鉄筋?

鳥の巣


 あれは何だろう?


 暇つぶしに読んでいた本から目を離して窓越しに外を眺めたら、植え込みの向こうに立つ電柱のてっぺんで、2羽の小鳥が何やらせわし気に行ったり来たり。どうやら、巣作りのようだ。藁屑のようなものをいっぱい貯め込んで、その屑の塊は、上から下へ4~50㎝ぐらいのところまで膨らみを見せていた。小鳥は産卵の季節なのだろうか。


鳥の巣2


 考えてみたら巣作りの素材は、やっぱり藁屑ではないらしい。一昔前なら、いざ知らず、この辺りは、それまでの米麦、養蚕からブドウやモモ、スモモ、サクランボなど果樹地帯に変貌を遂げて久しい。藁など、一本たりともお目に掛かれない。だから素材は、あちこちにある何でも使うらしい。針金も、その一つ。今や小鳥の巣も「鉄筋」なのである。




 ブドウ園には針金は欠かせない。ブドウの棚に張り巡らすアレだ。果樹地帯ならではの素材だ。小鳥たちは、農家が時として残しかねないブドウ棚用の針金の切れ端をも見逃さない。一方で、この針金の切れ端が、停電の原因になることもしばしばだという。

鳥の巣3


 いつか、東京電力の知り合いが、こんなことを話してくれたことがある。


 「私たち、分かり易く言えば電線を管理する部署の人間にとってカラスなど小鳥は、いわば天敵なのです。針金など紐状の金属で電柱に巣作りしたり、それを咥えて運ぶ途中、電線にとまり、そのことが原因でショート、停電を起こして私たちの生活を混乱させるのです」




 小鳥が巣作りした電柱は庭の植え込みを挟んで5~60m先。高さ15m前後のコンクリート製の円柱である。電線は2段になっていて我が家はむろん、付近の家庭に配線されている。巣作りの様子を知りたいのだが、わざわざ見に行くのも面倒。机の脇に転がっていたデジタルカメラ(望遠)で覗いてみた。ものぐさ人間のなせる業。十分に分かるはずがない。

鳥の巣5


 巣作りをしているのは2羽。恐らく番の夫婦だろう。大きめの鳥だ。カラスのようにも見えるのだが分からない。私が毎日のようにお邪魔するブログの主・country walkerさんなら一目見るだけで何の鳥かすぐに分かるだろう。country walkerさんは毎日、小鳥の写真を紹介している。いずれも見事なシャッターチャンスで捉えたキレのある写真。その種類は多岐にわたる。




 私は数ある生きものの写真の中で小鳥ほど難しい被写体はないとさえ思っている。窓辺の机で、こうしてパソコンを叩いたり、本を読んでいて、ふと庭先に見る小鳥。植え込みを飛び回る、そのさまは、いかにもせっかちで落ち着かない。1秒たりとも羽を休めないのだ。羽を休めることがあるとすれば、電線に2羽、3羽ととまる雀ぐらいのもの。そんな意味で
country walker さんのブログを拝見する度に被写体に立ち向かう執念のようなものを感じ取りもするのである。ズボラ人間には絶対に真似の出来る技ではない。





 庭先にやって来る小鳥をよく見ると、みんな2羽ずつ。夫婦仲良く植え込みの木から木へ、枝から枝へと飛び回っている。その種類は多く、10種、20種にも及ぶ。そんなことに気付いたのも暇人になった証拠。でも、その種類となると、全く分からない。分かるのはスズメとカラス、ハトぐらいのものだ。country walkerさんが羨ましい。 




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おきてがみ
プロフィール

やまびこ

Author:やまびこ
 悠々自適とは行きませんが、職場を離れた後は農業見習いで頑張っています。傍ら、人権擁護委員の活動やロータリー、ユネスコの活動などボランティアも。農業は見習いとはいえ、なす、キュウリ、トマト、ジャガイモ、何でもOK。見よう見まね、植木の剪定も。でも高い所が怖くなりました。
 ブログは身近に見たもの、感じたものをエッセイ風に綴っています。

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