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自衛隊協力会がご縁の興味

 人間が何かの物事や事象に関心を抱いたり、のめり込んだりするきっかけは、ほんのちょっとした事から始まることが多い。それは何気ない人や組織との出会いであったり、新聞やテレビなどの情報、新聞の折込チラシや街角の広告看板だったりする。もちろん、何の関心や興味も抱くことなく、空気のように通り過ぎていくものがほとんどだ。


 私が今、パソコンやインターネットにハマっているのも、ITにめっぽう詳しい萩原さんという高校時代の同級生との再会がきっかけ。もし、彼に出会うことなく、パソコンの初歩を教わらなかったら、こうして拙いながらもブログを書いていることも恐らくなかっただろう。女房は「お父さんのおもちゃ」と半ば笑っているのだが、私自身は結構、真剣だ。


 子どもみたいだ、と笑われるかも知れないが、今、船や飛行機に興味を持っている。過日、2時起きして静岡県の航空自衛隊浜松基地で開かれた航空祭に飛んで行ったのも、昨年夏の横須賀沖での護衛艦体験航海も自衛隊協力会の発足に関わったことがきっかけである。


 山梨市に自衛隊協力会が発足したのはもう10年ぐらい前。ひょんなことで準備段階から関わったこともあって、役員の末席を汚すハメになった。半ば地域の≪義理≫から始まった事だが、その活動に携わったり、参加するうちに自衛隊ばかりでなく、船や飛行機、陸上での火力演習などにも興味を持つようになった。


航空祭5


 いつも女房を連れて行くのだが、「お父さん一人で行けばいいじゃんけ」という、その女房も行ってみるとまんざらでもなさそう。行く先々で、お土産を買ったり、お楽しみを食べたりしながら、結構楽しんでいる。


 何でもそうだが、体験に勝るものはない。書物などとは違って、理解し易いから、勢い興味も増幅する。例えば、海上自衛隊横須賀総司令部から護衛艦に乗ってみると、護衛艦そのものにとどまらず、船の運航の仕組みや人の命令系統まで手に取るように分かる。その後に起きた漁船とイージス艦の衝突事故を新聞やテレビで見ても見方が違うのである。自分の体験と事故のニュースをオーバーラップして考えることが出来るからだ。



自衛隊2

 操舵室や船橋(ブリッジ)の仕組み、船橋脇での見張りとその伝達方法、先方に障害物を発見した場合の面舵(右旋回)取り舵(左旋回)の角度と操舵室への指示の仕方など興味深いことばかり。かつては方向や距離、それに伴う角度などを別々に定めていたミサイル発射装置も、今は真上に打ち上げ、コンピュータの自動制御でミサイルが標的を追うのだそうだ。


自衛隊3

 陸上自衛隊のミサイル攻撃も理屈は同じ。東冨士演習場の火力演習で見たミサイルも2km、3km先の標的を一発の狂いもなく命中するのである。ただ、航空自衛隊のブルーインパルスが見せる、あの華麗なアクロバット飛行のように真摯に積み重ねる訓練とチームワークによるものが基本。チームワークを乱せば、何年か前の航空シヨーで起きた墜落の惨事に直結するのである。何事においても真摯な努力とチームワークは大切だ。

自衛隊1

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大空への夢のブルーインパルス

航空祭3


 本格的な秋空とはいえないまでも、浜松の空は青かった。航空自衛隊の浜松基地滑走路を次々と飛び立つ6機のブルーインパルスは大空で編隊を組んで、さまざまな曲芸飛行を繰り広げる。地上で空を見上げる観衆は、どよめきにも似た歓声を上げ、その一方では、機関銃のように切られるカメラのシャッター音が。


航空祭2  


 この秋、静岡県の航空自衛隊浜松基地で開かれた航空祭のハイライトである。広大な敷地の一画に設けられた広いスペースの見学者ゾーンには、さまざまな機種の戦闘機パトリオットミサイルが展示され、大きな格納庫では航空機への体験搭乗サービスも。南北の玄関口からの通路、また航空管制塔や格納庫、それに研修棟などの管理施設に繋がる道路には焼きそばや、たこ焼き、お弁当などの屋台、それに航空自衛隊グッツの販売コーナーがずらりと並び、お祭りムードもいっぱい。航空ショーが始まる午前9時には見学者ゾーンは数万人の観客で埋まった。


体験登場サービス  
体験搭乗サービス


 目の前のかなり離れた滑走路から発進して行く訓練用の戦闘機。大空で、縦横無尽に展開する編隊飛行の爆音はけたたましい。その下では大型ヘリ2機を使って地上からの人命救助のデモンストレーションも。前座とも言えるショーの数々が終わると、ブルーインパルスのアクロバット飛行だ。


 ロープで区切られた観客席の目の前には、一番機から六番機が給油車をはさんで、一定間隔で並んでいる。午後1時ちょっと前、ブルーの上下つなぎの制服、純白のネッカチーフ姿のパイロット、つまり、ブルーインパルスのメンバーが登場すると、観客席は拍手喝采。一緒に行った女房も無心になって拍手していた。航空機の脇には3人一組の整備士ら補助者が整列。場内アナウンスはメンバーを次々紹介していく。


航空祭4

 いずれも、2~3等空佐、1~3等空尉の将校クラスのベテラン達だ。給油や整備士の点検の後、これから大空に「夢と感動」を描くアクロバットチーム「ブルーインパルス」の搭乗機が観客席の前をすべるように滑走路に向かう。一番機を先頭に最初が3機、その後を3機が相次いで追う。メーンイベントの開幕だ。


 縦横無尽に大空で繰り広げるアクロバット飛行。編隊、分裂を繰り返しながら、上下、左右、特に垂直上昇、垂直下降は迫力満点だ。ハイライトは大空に大きなハートを描き、矢で真ん中を射たり、それよりもっと大きいお星様のマークを描く妙技は、まさにダイナミックそのもの。観客席はどよめきにも似た歓声に包まれた。子どもならずとも大空への夢を駆り立てられる瞬間だった。



航空祭1

 今から55年前の昭和39年10月10日、東京オリンピックの開会式が行われた国立競技場の上空を思い出した。当時大学の4年生だった。高度3,000mの大空に直径1,800mといわれる五輪の輪で描いていく。千駄ヶ谷駅前で見た、その時の感動は今でも忘れられない。これもブルーインパルスの妙技だったのである。初代のブルーインパルスで、その機体F-86は当時の主力戦闘機だったのだそうだ。


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自衛官も官僚

自衛隊2


 上司が外部で何かをするとなるとその時間の長短を問わず、何人もの部下が事前に打ち合わせや下見に奔走する。そんな場面に出っくわして、ちょっぴり首を傾げたことがある。自衛隊での話だが、自らも40年もの間やって来たり、見て来た民間の会社では考えられないことだ。民間なら当事者が打ち合わせから内容の組み立てや詰め、本番まで大抵のことなら1人でやってしまう。そんなに大勢の人を動員することなどあり得ないのだ。かつて県庁などでも、これに似たケースをみたことがあった。役人の手法なのか。それとも物事に慎重でなければならない自衛官だからか。でも、何か引っかかるものが・・・。





 山梨ロータリークラブは毎週の例会で会員が卓話と称して交代でミニ講演をする。時にはゲストを招いての卓話もある。何年か前のことだが、自衛隊の幹部をお招きした。47歳の1等陸佐。旧陸軍でいえば大佐である。防衛大出のキャリアだ。


自衛隊3


 卓話の話のきっかけは、いとも簡単な花見の席だった。山梨市に自衛隊協力会という組織があって、4月の初め、甲府の護国神社で役員間の懇親のための宴をはった。儀礼でやって来た、この幹部氏は初めの挨拶をしたあと席を回りながらお酌をし、歓談をした。話がはずむうちに、雑談がヒントになって卓話の話はあっという間にまとまった。




 当然、打ち合わせはしなくてはならない。日時を決め、その幹部氏を尋ねた。事務室の前でその旨を伝えていると、後ろから「この間はどうも・・」。幹部氏が親しい仲間のように話しかけて来た。すかさず広報室長と名乗る長身の男性がやって来て、応接間らしい部屋に私を案内した。「打ち合わせは私がさせていただきます」というのである。「直接話をすれば早いのに・・・」と思ったが、こちらはお願いする立場。そうもいかない。


自衛隊4


 その広報室長は見るからに幹部氏より年上だった。1等海尉だという。「私はもう定年間近か。自分ははキャリアではなく、タタキアゲなんです」。キャリアとノンキャリの違いを説明したが、内心、複雑なものを滲ませた。「1等海尉」。昔で言えば大尉である。海上自衛隊だからか、白い制服が長身によく似合う。


 「私は海ばかりにいました。だから、甲府に来てちょっと調子が狂ってしまいます」とニッコリ笑った。そこには早く海に帰りたい、というこの男の思いが伝わってきた。陸に上げられたカッパといったところだろうか。


自衛隊


 20日ほど経った本番間近の日に1本の電話がかかった。


 「下見に行きたいのですが・・・」


 広報室長ではなく、その部下を名乗る自衛官であった。「ご苦労様ですねえ」と言ったら、ごく当たり前のように「会場は存じているんですが、その部屋の雰囲気が分からないものですから」と答えた。平日なので甲府からだと40分ぐらいの距離だが、恐らく下見は1人ではなかったはずだ。当日の卓話には3人の部下も同行して来た。同行というより2人は40分前に来て上司の卓話に備えていた。残る1人は運転手兼連絡要員である。今度は大臣にもなった≪事業仕分け人≫の、あの怖いオバサンだったら許してくれないだろうネ。




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等級の使い分け

自衛隊
陸上自衛隊HPより引用:自衛隊記念日観閲式


 自衛隊の、ある地方組織の幹部執務室。応接ソファーに席を勧めてくれた部屋の主は、濃緑色の制服(陸上)姿。肩には3つの星と銀線2本の階級章が。1等陸佐である。胸には赤や青、黄色とカラフルな功労賞を付けている。いかにも幹部自衛官らしい。銀線2本は佐官の証。因みに1本は尉官、3本は将官だ。自衛官には「将」~「2士」まで16の階級がある。




 1等、2等、3等。この等級、何故か珍しいものに出会ったような気がした。おしなべて等級は世の中からどんどん消えている。例えば、列車の「1等車」、「2等車」は、姿を消して久しい。列車が蒸気機関車から電化した頃を境に多分、なくなっていた。「1級酒」、「2級酒」と格付けを区別していたお酒も後を追った。私たちが若い頃には「合成酒」というヘンな酒も。果物共撰のランク付けも「秀」とか「優」に。数字は使っていない。




 お酒は「1級酒」の上に「特級酒」というのもあった。必ずしも言い換えとは言えないまでも今は「大吟醸」、「吟醸」などという言葉を登場させて«並み»のお酒とランクを分けてもいる。付加価値を付けて料金を違えていることは言うまでもない。


酒


 列車やお酒と並べるのは、いささか憚りもするが、春、秋の叙勲にも1等から5等までの分類が。例えば「勲〇等瑞宝章」といった具合だ。これも数字に代えて「文字言葉」に置き換えた。ただ、私たち市井の人間には、その「格付け」が分かりにくい。その点、数字はズバリだから言を待たない。




 この等級外しは、大人の世界にとどまらず、子供の世界にも波及しているのだ。小学校の運動会でも、例えば、100m競争やリレー競技は「1等」、「2等」を付けずに「優勝」、「準優勝」に。かつては、ゴールインした順に先生や児童など競技の管理担当者が駆け寄って「1等」、「2等」の旗をかざしたりもした。




 こうした等級外しの根底・背景には、いずれも「差別」イメージ解消の意図があるのだろう。差別の解消はいいことだし、言い換えれば、差別があっていいはずがない。でも、差別解消の名のもとに、形ばかりの理屈や教上主義的な考えが優先している、と言ったら言い過ぎか。1等、2等をなくした列車だって「自由席」、「指定席」、「グリーン席」に置き換えたに過ぎない。航空機だって「エコノミー」、「ビジネスクラス」、「ファーストクラス」がある。総じて、数字によるランク付けがなくなっただけで、仕組みは変わっていないのである。




 面白いことに自衛隊には、1,2,3のランク付けが生きていて、«世の中の流れ»に逆らっているようにも見えるが、誰も不思議とも思わず、«教条派»だって注文も付けない。陸、海、空を問わず自衛隊の階級制度は、根本的には旧軍隊と全く変わっていない。つまり旧軍隊の「大」、「中」、「小」を「1」、「2」、「3」に置き換えただけだ。例えば「大佐」を「1佐」、「中佐」を「2佐」、「少佐」を「3佐」に。尉官も全く同じ。


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 専守防衛、シビリアンコントロールを旨とする日本。先の大戦の反省から旧軍隊を全面否定しているのだから、階級などの呼び名も同じにしておくことは理屈に合致しないのだろう。ここだけは世の中の流れとは逆の1,2,3が生きている。一面で皮肉な現象だ。




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音痴人間と自衛隊コンサート

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 海上自衛隊横須賀音楽隊のコンサートを聞かせていただいた。山梨市自衛隊協力会の招聘で実現したもので、山梨市民会館の舞台スペースの関係からかオーケストラの編成は、ざっと40人。実は自衛隊山梨地方協力本部の支援で、このところ毎年、実施している。音楽隊は、横須賀に限らず、第一方面隊のそれもあれば、さまざま。時季によってクリスマスコンサートと銘打つ時もある。




 自衛隊山梨地方協力本部の協力・支援が欠かせないのだが、普通のコンサートとは、ちょっと違って主催者はむろん、市長や自衛隊側の挨拶で幕を開けるのだ。「私はシャイですから…」と前置きしながらも自衛隊山梨地方協力本部長(1等陸佐)は、地元・山梨出身の若き自衛官を紹介、さりげなく自衛隊をアピールすることも忘れない。

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 もちろん、オーケストラは、みんな海上自衛隊の制服(礼服)姿。なぜか、ステージが和やかな中にも引きしまった雰囲気を醸し出すから不思議だ。プログラムは2部構成。1部は「ダンス・セレブレーション」、「詩的間奏曲」、「この道」、「Stand Alone」、「伝説のアイルランド」の5曲。




 15分の幕間いを挟んで第2部へ。「Miracle Shot」、「宇宙戦艦ヤマト・ハイライト」、「歌劇『ラ・ボエーム』より ムゼッタのワルツ~私が街を歩けば」、「Get It On」、「オネステイ」、「レッツ・ダンス」、「スイングしなけりゃ意味がない」と続く。会場を埋めた聴衆は、みんな拍手喝さい。割れんばかりの拍手を送るのである。幕が閉じる前のアンコールの拍手も鳴りやまなかった。




 何年か前になるが、毎年、東京・武道館で開かれる自衛隊音楽祭を何度か見せて(聴かせて)いただいた。あの武道館のホールいっぱいに繰り広げるコンサートは圧巻。一口に言って感動、感激した。全国5方面自衛隊・選りすぐりの音楽隊、それも陸、海、空の全てが一堂に集結してのコンサートだから、聴衆を魅了しないはずがない。

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 吹奏楽や管弦楽、和太鼓…。マーチングバンドによる一糸乱れぬ分列行進演奏もある。アメリカ海兵隊の賛助出演も。約3時間コンサートはあっという間に時間が過ぎる。こんなことを綴っているオジサンは、実は根っからの音痴人間。不思議なことに、いつしか自らの音痴人間を忘れてしまうのだ。腹に響くような豪快な和太鼓の演奏には圧倒されもした。




 白状してしまえば、オジサンの音痴ぶりは半端ではない。困ったことに音符さえ読めないのだ。五線譜の「ド、レ、ミ…」は分かる。でも、肝心の音を正確に出すことが出来ないのである。だから、お恥ずかしいことに、どんな易しい曲の譜面を見せられてもチンプンカンプン。曲がりなりにも歌を覚えるとすれば、耳からの慣れでしかない。




 付き合いのチケット購入や女房のお供でコンサートには度々、足を運んできたものの、眠ってしまうことも珍しくはなかった。毎日を忙しく過ごしていた現役時代と、リタイア後の今では生活環境が違うと言ってしまえば、それまでだが、この自衛隊コンサートや音楽祭は、何故か音痴人間を心ゆくまで魅了してくれるのである。




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おきてがみ
プロフィール

やまびこ

Author:やまびこ
 悠々自適とは行きませんが、職場を離れた後は農業見習いで頑張っています。傍ら、人権擁護委員の活動やロータリー、ユネスコの活動などボランティアも。農業は見習いとはいえ、なす、キュウリ、トマト、ジャガイモ、何でもOK。見よう見まね、植木の剪定も。でも高い所が怖くなりました。
 ブログは身近に見たもの、感じたものをエッセイ風に綴っています。

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