お土産のチョコ

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 旅に出て何時も迷うのが土産選び。それが国内であろうが、外国であろうが同じ。親しい友やご近所の人たちの顔が浮かぶ。性別も違えば、年齢も違う。もちろん、嗜好や趣味も異なる人たちへの土産。迷わない方がおかしい。




 洋の東西を問わず、お土産物屋さんには「これでもか」と言うほどの商品が並ぶ。むろん、売る側からすれは、そこを訪れる客筋を見ながらの商品陳列であることは言うまでもない。一方、お客の側からすれば、だからこそ、迷うのだ。よく考えたら、単なる目移りだけではない。何時も財布の中身と相談しているのである。


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 向こう3軒両隣。旅行など家を空ける時には、必ず声を掛けて出掛ける。野良猫とはいえ、棲み着いてしまった3匹もいる。その世話だってお願いしなければならない。麻雀仲間もいれば、酒飲みの友もいる。そのお一人、お一人の顔が浮かぶのだ。麻雀仲間には、面子が揃わず困っているかな、そんな心配も。




 え~い、面倒だ、などと言ったら叱られるが、正直言って、そんな気持ちになり、まとめ買いのチョコレートやTシャツに。最終的には無難の選択肢に落ち着くのである。外国で日本人のツアー客が歩くコースは大同小異。立ち寄る、と言うより、旅行会社に連れて行かれるお土産物屋さんも同じ。お店側もその辺を心得ていて、日本語で語りかけ、買い物を誘導する。普段の買い物習慣から日本人は物の値段を“こぎる”事をしないからお店側も楽だろう。



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 まずチョコレート。アーモンド入りもあれば、クリームが入っているものも。味だってその国、地方によって微妙に違う。だからお土産。私は、なぜか、ハワイのチョコレートが好き。甘みがなんとなく柔らかい感じがするのだ。とにかく、チョコレートは大人にも子どもにも、男性にも女性にもあう。




 一方のTシャツ。これも結構、ポピュラーな土産の一つ。ただサイズは考えなければならない。当たり前だが、体の大きさはみんな違う。M。L。LL。贈る相手の顔だけでなく体格好まで考えなければならないのだ。MとかL.万国共通なのか。我が国でお目に掛かるサイズと一緒ならいいのだが、それが違っていたら…。欧米人に比べて体が小さい日本人。知識のない私のような人間は、そんなところまで気を回さなければならないのである。



 「お父さんねえ、お土産、日本にいて何処の国のものでも買えるんだってよ」


 「バカ、お前、今頃、知ったのか。そんな仕組み、とっくからあるんだよ。政治家のように選挙目当てに大量の土産を用意しなければならない人たちにとっては便利さ。商売人だって、そこを見逃す筈は無いじゃあないか。便利は便利さ。でもオレ達はそれをしたくないね」


 「そうだよねえ。誠意が無いもんねえ…」


 「土産というのは、その額の大小ではなく、誠意の印なんだよ」


 土産物とは不可解なもの。その国で造られていると思いきや…。生産、製造がとんでもない所の国だったりする。「メイド イン チャイナ」。いっぱいだ。




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飛行機のサービス

飛行機


 「お父さん、ビジネスクラスって、ゆったりしていていいわね」


 我が女房、年甲斐もなく、無邪気に、こんなことを言う。飛行機に搭乗する時、大半を占めるエコノミーの乗客はビジネスクラスのエリアを通って座席に着く。そのエリアが飛行機の前方にあるのだから仕方がない。しかも、搭乗の順番もビジネスクラスが優先。



 女房がひがんで?見せるのも無理もない。エコノミークラスとビジネスクラスは“月とスッポン”とまでは行かないまでも、明らかに違う。狭い座席シートに押し込められて見れば、誰だって実感する。亭主の私だって同じ気持ちだが、そこは、その…。所詮、対価を支払っていないのだから仕方がない。


アリタリア



 今度の旅で乗った飛行機はアリタリアン航空。イタリアの航空会社だ。ズバリ言わせていただければ、サービスが悪い。日本の航空会社・日航や全日空とすぐ比較してしまうのだが、言い出しついでに言わせていただければ、機内でのキャビン・アテンダントの立ち振る舞いだ。食事など中味の良し悪しは、それぞれが支払う航空運賃との絡みなので仕方がない。自らが覚悟すべきことで、文句を付ける筋合いではない。


 

 成田からローマへの直行便。行きも帰りも13時間前後を要する。二度の食事と飲み物のサービスが。アテンダントは狭い通路を二人一組、食事や飲み物を積んだコンテナを引いてやって来るのだが、「お前、手を出せよ」と言わんばかり。しかも、私語を聞きながらの作業だから、ミスも起きる。お膳(食事セット)をひっくり返したり、つまんで渡すパンを落とすのも平気。そんな時にも私語は続き、ミスを詫びる素振りもないのである。




 「ビア-?」(ビールはありますか)に対しても「ノン」の一言。言葉や習慣の違いと言ってしまえば、それまでだが、なんとも素っ気ない。日本語なら、日本人なら、「ノー」の後に「ごめんなさい」とか「すみません」(イクス キューズ ミー)の一言がつく。その二人のアテンダントは、体の大きいオジサンとオバサン。愛嬌など微塵もない。いかにも“客室乗務員”だ。


ビール



 日本の航空会社なら私語を聞きながらの機内サービスなど、およそ考えられないだろうし、もし、そんなことをしたら飛行機から降ろされてしまうに違いない。今は「スチュワーデス」という言葉が使われなくなったが、日本人の頭の中には優れたスチュワーデスのイメージが定着している。笑顔や言葉を中心とした立ち振る舞いなどが、しっかり教育されていた。少なくとも欧米に通ずる語学だって堪能。だから若い女性達にとっては、あこがれの職業であり、ステータスでもあった。




 日本の空から「スチュワーデス」という言葉が消えて、もう何年も経つ。あの「ジェンダーフリー」とか言うなんとも教条的なヤツのせいだろうが、「客室乗務員」などという味もソッペも無い言葉に置き換えるより、オジサン達は「スチュワーデス」のイメージでいて欲しいと思うのだ。そうすればエコノミークラスに乗らなければならない人間だって空の旅が楽しくなる筈である。




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ビッフェとレストラン

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 「お父さん、今夜は、どちらにします? レストラン? それともビュッフェ?」


 地中海クルーズも終わりに近くなった頃、女房は、私にこんな問いかけをした。「お前の関心は食べる事だけか」。それには訳がある。毎晩のフルコース料理に飽きてきたのだ。


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 船には大きく分けてビッフェレストランがある。ビッフェは9階の後方に大きなスペースを取っているし、レストランはやはり船の後方、3階から5階へ吹き抜けで設けられている。なにしろ3、500人もの乗客の胃袋を賄わなければならないのだから、その規模は半端ではない。



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 ビッフェは温水プールなど、くつろぎのスペースにまで広がり、レストランは7~800人は収容出来るものなどが複数ある。いずれも食べ放題で無料。このほかに有料のバーレストランなどもある。有料バーのスタイルは船によって違うが、これまでのクルーズでは「鉄板焼き」や「寿司」バーにもお目に掛かった。これ、なにも日本人向けではない。鉄板焼きや寿司は欧米人にも結構人気があるのだそうだ。


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 レストランとビッフェの違いは言わずもがな。レストランがその都度、ボーイから渡されるメニュー表に沿ったオーダーのフルコースとすれば、ビッフェは、そこに予め用意された料理を自由に取っていただくシステム。日本で言うバイキングである。「バイキング」は何となく世界に通じそうだが、その昔、東京・帝国ホテルの料理長が考案したご存じ、和製のネーミングなのだ。





 人間とは所詮、勝手なもの。「たまにはリッチなレストランで、美味しい料理をいただきましょうよ」。そんなことをせがんでみる女房が、毎日当たり前のようにフルコースの料理漬けになっていると「もう、うんざり」。もちろん、女房ばかりではない。私だって同じだ。昼間は船を降りてエクスカーションに出掛けるので、昼食は行く先々のレストランでいただく。だから、船での食事は主には朝と夜。私たち夫婦は、朝はビッフェと決め込んだ。


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 ここでも不思議。最初はオムレツであろうが、やはり卵のスクランブル、更にベーコンや生ハム、ローストビーフ、ヨーグルト、それに各種のフルーツに到るまで皿に山ほど持って来て食べたのに、いつしか、やっぱり「もう、うんざり」。どこかに潜む貧乏人根性。一時期は“欲”で食べたのだ。それが、いつしか「このままじゃあ、また肥ってしまう」。田舎の日常で試みた、せっかくのダイエットが台無しになることが無性に怖くなるのである。




 「やっぱり、日本人は、肉料理はダメね。インスタントのラーメンやお茶漬け、持ってくれば良かったわね…」

味噌汁



 いつも私の五割増し、食欲旺盛だった女房がそんなことを。「そんなことを言わずに思う存分食べろよ」。面白がって一度はからかってはみたものの、自分だって、そう思う。それから何日か経って振り出しの我が家へ。「お父さん、やっぱり我が家がいいわね。日本が一番いいよ」。一夜明けての食卓は白いご飯に味噌汁。たくあんの漬け物に卵と納豆。「やっぱり、これが一番美味しいわ」。女房が言った。



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欧州の車事情

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 外国を旅して何時も思うのだが、日本という国はいい国だとつくづく思う。格差社会だとか、貧困。文化人と称する方々は、口を開けばもっともらしく、そんなことを仰る。しかし、国民は総じて太平を謳歌し、平和ボケとまで揶揄されもする。法を前提にしたルールも、確立されていて、大方の人間は、そこそこ安心して生活している。




 むろん、言い出せばキリがない。格差がないと言えばウソになるし、犯罪がないわけでもない。ところが、外国、特に観光地ではスリやひったくり、“たかり”専門のジプシーも。もっと身近なのはだ。日本のように食事の後先に黙っていても水を出してくれる国・レストランは何処もない。みんなオーダー制で、有料。水の主流はガス入りだ。もっと日常的に存在するのが煩わしいチップの習慣。日本にはそれがないだけでも助かる。


水



 街に出て、まず気付くのはをめぐるルール。今度の旅行で訪ねたイタリアやフランス、スペインの市街地で見る限り、それはメチャメチャ。道路という道路は違法駐車が当たり前。二重駐車だって平気なのだ。ルールはともかく、止める時はいい。でも出る時はどうするのか。人ごとだが心配になる。みんな後先かまわずに止めてしまうのである。



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 現地のガイドさんによれば、発進する車は、前の車や後ろの車を押したくって間を開けて、出て行くのだという。そんな器用さを心得ていなければ日常を生きていけないのだ。よく見れば、道路の両側には線引きされた“公共の駐車場“も。違法であれ、合法であれ、こうした国々には、そうしなければならない訳がある。




 一口に言えば、国の歴史、街並み、住宅の歴史が、そうさせているのである。住宅はむろん、全ての建物は何百年も前に立てられたもの。いずれも石や煉瓦、コンクリート造り。それが整然と並んで、街並みを形成しているのである。建物の間には一寸の隙間もない。我が国のように、建物を簡単に潰し、建て替える習慣はないのだ。持ち家という感覚、習慣は無く、みんな共同住宅。親子代々、同じ家に住み同じ所での生活を繰り返すのである。



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 そんな街並み構造に後から追っかけて来た車社会。肝心の車の居場所が無いのだ。勢い、そのスペースは道路、ということに。立場を変えて見れば、今のようなモータリゼーションなど、およそ考えられなかった何百年も前、広いスペースの、しかも計画的な道路を基軸にした都市計画を成したヨーロッパ人に敬服する方が先かも。




 とにかく駐車場が無いのだから、人々は、それなりの工夫をするほかはない。車の小型化だ。日本のように黄色ナンバー、つまり小型車の区分はないので、みんな白いナンバーだが、道路の両側にビッシリ止まっている車も、街を行く車も大型車は一台としてない。小型化はどんどん進み、最近では一人乗りの車も人気を集めているのだそうだ。「ぶっつけられてもいい」。人々は高級車には乗らない。中古車まがいの車ばかりである。



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 もう一つは日本車の進出。イタリア、フランス、スペインのほか、昨年旅したギリシャやクロアチアなどを含めてヨーロッパのこの地方では、トヨタ、ニッサンなど日本車がほとんど目につかない。日本車の進出が顕著なアメリカとは、まさに対照的。欧米の車事情はさまざまだ。




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モスク(教会)の時計

 「あれ?あんな所に時計が…」


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 ツアーでご一緒したご夫婦の一人がモスクの壁に設えられた、古びた大きな時計を見上げながら言った。そのモスクがどの国の、何処にあったものかは、定かに覚えていない。それほど今度の地中海クルーズで立ち寄った三カ国(イタリア、フランス、スペイン)と、その島々で見たモスクの数は多い。大きさと言い、そのデザイン性と言い、並外れたサクラダ・ファミリアはさておき、ほかは似たり、よったり。でも、壮大であることは違いない。




 天井は普通の建物に置き換えれば、どれも3~4階部分まで吹き抜けになっていて、その広いホールのような礼拝堂の正面高台には、決まってキリストの像が。その姿は十字架に掛けられたものもあれば、マリアさまに抱かれたものなど、さまざま。いずれもキリストは死後の姿である。その周りには、沢山の宗教画が並んでいるほか、窓という窓にはカラフルなステンドグラスが。柱には見事な彫刻が施されている。


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 礼拝堂だから、大勢の信者がミサに参加出来るように固定の椅子席が広いホールを埋めていた。いずれも木製で、何列も何列も。大掛かりなミサとヨーロッパ人の信仰心の厚さをいやがうえにも彷彿とさせてくれる。建設中のサグラダ・ファミリアでは先頃、6、500人もの名だたる僧正が集まって記念ミサが行われたという。聖歌隊だけでも800人を超すと言うから大掛かりなミサだ。



 礼拝堂の壁の高いところに据え付けられた古時計。「よく、お気づきになりました。これはねえ…」。現地ガイドは説明を始めた。




 「昔、この教会に、それは、それは長い説教をする牧師さんがいたのです。ミサに来る人たちは、何時しか、それをうんざりするようになり、なんとかならないものか、と考えたあげく、思いついたのが時計。苦肉の策。皮肉も込められていたのでしょう」


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 結婚式であれ、各種の会合、式典であれ、世の中には長~い挨拶や話しをする方がおいでになる。自分たちも案外、それをやっているのかも知れないが、当事者ば、それに気付かない。「いいかげんにしてくれ」。周りがそんな気持ちになり、主催者や事務局が、後のスケジュールを鑑みてヤキモキし始めても…。




 先日、こんな事があった。私が所属させていただいているロータリークラブは山梨・静岡両県をエリアとするRI(国際ロータリー)の2620地区。その次期(7月~来年6月)会長・幹事会議というのが静岡県のホテルを会場に開かれた。そこでの主催者、つまり次期ガバナーのご挨拶が長い、長~い。地区ロータリアンのトップとして単位クラブの会長、幹事にメッセージを送るのだから丁寧に超したことはないのだが、ここでも会議を予定通りに運営しなければならない事務局は、ヤキモキ。




 山梨24クラブ、静岡54クラブの代表二人ずつとそれぞれの分区のアシスタントガバナーなど約100人が出席しているのだが、そこからもニヤニヤする表情が。事務局は後ろから再三のメモを。次期クラブ幹部へ語りかける雄弁な演説だからまだいい。でも、これが牧師さんの、お堅い説教だったら…。時計を設けたくなる信者の気持ちが分かる。(次回へ続く)




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プロフィール

やまびこ

Author:やまびこ
 悠々自適とは行きませんが、職場を離れた後は農業見習いで頑張っています。傍ら、人権擁護委員の活動やロータリー、ユネスコの活動などボランティアも。農業は見習いとはいえ、なす、キュウリ、トマト、ジャガイモ、何でもOK。見よう見まね、植木の剪定も。でも高い所が怖くなりました。
 ブログは身近に見たもの、感じたものをエッセイ風に綴っています。

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