ハロウィンカボチャと野菜作り(再)

 「お母さん、来年はハロウィンカボチャを作るか」

 「そうねえ。あれ、あっちこっちで見るよねえ。色といい、大きさといい、面白い置物になるよねえ」



 こんな女房との会話は夕食時のテレビのニュースがきっかけ。農業関係のコースを持つ山梨県内の三つの高校が開いたハロウィンカボチャコンクールの話題だった。テレビ画面に映し出された黄色いカボチャは、人間が抱えるほど大きい見事なものであった。


ハロウィン3


 ハロウィンは諸聖人の祝日の前夜、つまり、10月31日にアメリカで行われる祭りで、その起源はスコットランド・アイルランド地方だという。そこに登場するお化けカボチャはユーモラスで、楽しい。日本でも、女房が言うように、観賞用としてあっちこっちで見かけるようになった。

ハロウィン2             ハロウィン1


 ハロウィンカボチャはさておき、かつては盛んに作られた「土手カボチャ」に、とんとお目にかからなくなった。「土手カボチャのような顔」などと形容する言葉があるくらいだから昔はポピュラーな品種だったのだろう。もちろん、正式な品種名ではない。子どもの頃はよく食べたもので、カボチャといえばこれだった。





 全体は平たいのだが、縦ジワに、縦横にボクボクしていて、いかにも絵になるカボチャだった。カボチャの挿絵といえばほとんどがこれ。最近のカボチャは、いわゆる西洋カボチャだ。さまざまな改良品種が出回っている。スーパーや八百屋さんに並んでいるのを見ると、黒っぽい青か、白っぽい黄色で、いずれも型は小型。土手カボチャのような大きいものにはお目にかからない。



 

 我が家でも昨年から、このカボチャを作っているが、確かにうまい。しかし、作り方が難しい。土手カボチャの場合、極端に言えば、食べた後の種を畑に捨てておくと翌年自然に芽を出し、大きなカボチャをゴロゴロならしたものだ。ところが、最近のカボチャときたら、そうはいかない。手を掛け、丹精しないと、駄目。


家のカボチャ



 種からだと失敗するので、ホームセンターなどで苗を買ってきて植えつけるのだが、どうもうまくいかないのである。実は付けたとしても、形もきわめて小さいから、張り合いどころか拍子抜けしてしまう。ツルだけは人並みに張るが思うような実を付けてくれない。あの逞しい土手カボチャが恨めしい。




 野菜という野菜、全てがどんどん改良されていき、味はびっくりするほどうまくなった。その分、作り方が難しくなった。野性味をなくしているようにも思う。例えば、モロコシがいい例だ。一昔前のモロコシは一本の木に何本もの実をならせたが、今の改良品種は一本に一つだけ。栽培農家は本来、いくつかならす実を一本に絞るのである。味は抜群だ。


カボチャ3



 もう一つの特徴は、多くの野菜の苗が接木であることだ。トマト、キュウリ、ナス、みんな接木で、値段も普通のものより高い。私の場合、キュウリやナスはそこそこに作るのだが、毎年、トマトが駄目。どなたかご教授を。





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やまびこ

Author:やまびこ
 悠々自適とは行きませんが、職場を離れた後は農業見習いで頑張っています。傍ら、人権擁護委員の活動やロータリー、ユネスコの活動などボランティアも。農業は見習いとはいえ、なす、キュウリ、トマト、ジャガイモ、何でもOK。見よう見まね、植木の剪定も。でも高い所が怖くなりました。
 ブログは身近に見たもの、感じたものをエッセイ風に綴っています。

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