卒業式のキーワード

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 卒業式でそれぞれの役割を果たした母校・日川高校校長、教頭は山梨県では名の知れたスポーツマンコンビ。以前にも紹介したことがあるかも知れないが、校長の松本純也氏は、同校から早稲田大学に進んで同大のラグビー部のキャプテンを務めるなど全日本級のラガー。片や教頭の武井多加志氏は、重量挙げで、これまた全国に名を轟かせた男だ。高校時代は国体やインターハイなどを軒並み制覇、法政大、さらに社会人でも数々のタイトルを手にした。




 そんな二人がリードする同校の卒業式。スポーツマンらしい規律と爽やかさが厳粛ムードの演出に一役買ったのかも。何事にも“ぶれない”姿勢にほかならない。113年の歴史を持つ同校の伝統が、そうさせているのかも知れない。小学校、中学校、高校、大学。人にはそれぞれの母校があり、そこには、いっぱい詰まった想い出や、青春がある。もちろん、苦い想い出も在るだろう。でも、過ぎてみれば、みんな懐かしい想い出だ。



一、天地の正気甲南に 籠もりて清き富士が嶺を
   高き理想と仰ぐとき 我等が胸に希望あり



二、至誠の泉沸き出でて 流れも清き峡東の
   水に心を澄ましなば 未来の春は輝かむ


日川高校校歌


 四番まである同校校歌の一番と二番。松本校長は、その校歌を引用しながら式辞の中で卒業生達にこんな餞の言葉を贈った。




 「諸君は同窓生として固い絆で結ばれている。変化の激しい時代だからこそ、希望を高く持ち、社会に期待され、社会に役立つ人間になれ。そのためには常に柔軟な思考と判断力を養っておくことが大事だ」




 「我等が胸に希望あり」。それぞれの道で自信を持って歩むことを促した。




 弁護士でもある丸山公夫同窓会長も「希望に向かって邁進して欲しい」と訴え、「人間性の陶冶は他人を思いやる心であり、誠実な心だ」と話す。校訓でもあり、校歌の一節にも刻まれた「質実剛毅」の魂を何時までも持ち続けることを求めた。


質実剛健 


 卒業式のキーワードは「大雪」「甲子園」だった。この日は山梨県下の公立高校が一斉に卒業式を開き、約7,000人の若者が学舎を巣立った。「大雪」は半月前の2月14日朝から15日昼にかけて同県を襲った未曾有の大雪のこと。日川高校ばかりでなく、どの学校でも校長の式辞や来賓の祝辞、送辞や答辞に登場しだろう。苦難克服の代名詞である。




 片や「甲子園」。こちらは日川高校だけに与えられた“キーワード”。咋夏の高校野球で山梨県を制覇、続く甲子園でも見事な健闘を見せた野球部の活躍である。私学に押されっぱなしの高校スポーツ界にあって、その健闘ぶりは同校に留まらず、山梨県中を沸かせた。キーワード「甲子園」に内蔵しているのは「やれば出来る」ということだ。校長や同窓会長、PTA会長の餞の言葉であり、社会に巣立つ卒業生達の決意でもあった。(次回に続く)




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やまびこ

Author:やまびこ
 悠々自適とは行きませんが、職場を離れた後は農業見習いで頑張っています。傍ら、人権擁護委員の活動やロータリー、ユネスコの活動などボランティアも。農業は見習いとはいえ、なす、キュウリ、トマト、ジャガイモ、何でもOK。見よう見まね、植木の剪定も。でも高い所が怖くなりました。
 ブログは身近に見たもの、感じたものをエッセイ風に綴っています。

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