医者と看護師

病院3


 病院の主役は、もちろん患者。外来診療で済む人もいれば、手術などの荒療治をして、入院を余技なくされる人もいる。その回復への道程は、腰椎手術を受けた私のように 時間、つまり日柄だけ、という人もいるが、中には命を賭けて病と闘わなければならない人もいる。病状も違えば、その症状もみんな違うのである。




 そんな患者達を支えてくれるのは、言うまでもなく医師であり、看護師さんたちである。普段、患者の目には見えない薬剤師さんや栄養士さん、三度、三度の食事を賄ってくれる調理師さんや、入院着などを洗濯したり、ベッドメイクや病室の掃除を丹念にしてくれる人達もいる。患者は、それほど大勢の人達に支えられて自らの病と闘うのだ。


先生看護師病院_convert_20150311221414



 医師は毎日のように回診する。毎朝、朝ご飯が配膳され、それが済む8時半過ぎにはやって来るのだ。主治医ばかりではない。部長回診?というのもあって、こちらは何人かの医師や看護師を引き連れて来る。




 山崎豊子の長編小説「白い巨塔」や先頃まで何処かのテレビ局で放送されていた医療ドラマ「ドクターX」などに出て来るような仰々しい回診ではないが、どこか、それに似ている。形式や権威の片鱗が透けて見えるのだ。


総回診



 「お医者さん達には休みの日がないの?」



 そう思えるほど、日曜日も祝日もなく、ほとんど決まった時間にやって来る。恐らく、平日の診察担当日は、診察室に入る前に回診を済ませるだろうことは、回診時間から見て明らかだ。急患が運び込まれたり、入院患者が急変することでもあれば、曜日はむろん、夜、昼も関係なく事に当たらなければならない。怠惰であったり、強面に週休二日制など休暇を要求しなければ収まらない人間には医師は務まらない、と熟々思った。




 看護師さんだって同じだ。時間を区切ってのローリングシステムで勤務しているとは言え、夜勤もあれば、日曜、祭日の勤務もある。制服を脱げば、渋谷や原宿をボーイフレンドと手を繋いで闊歩していてもおかしくない年齢の若い看護師さん達が、懸命に患者の世話をしている。




 当たり前だが、手術の後、身動きが出来ない重症患者の場合、下の世話もする。さらに「トイレに行きたい」からはじまって「暑い」、「寒い」、「身体が痛い」…。夜中など時をかまわずにナースコールは鳴りっぱなし。「どうしました?」。その都度、看護師さんはナースセンターから病室に駆けつけるのだ。

病院2


 スチュワーデスを客室乗務員と言ったり、キャビンアテンダントと言うようになったのと同じように、看護婦さんという言葉が消え、看護師さんに変わって久しい。それと共に看護師さんのスタイル(服装)も変わった。




 その象徴とも言えるのは、看護師さんが被っていた帽子が消えたことだ。看護学校を卒業、晴れて看護師になる時の「帯帽式」もナースの世界から消えた。昔はその帽子で婦長さんなどの職責も分かった。でも今は…。(次回に続く)




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やまびこ

Author:やまびこ
 悠々自適とは行きませんが、職場を離れた後は農業見習いで頑張っています。傍ら、人権擁護委員の活動やロータリー、ユネスコの活動などボランティアも。農業は見習いとはいえ、なす、キュウリ、トマト、ジャガイモ、何でもOK。見よう見まね、植木の剪定も。でも高い所が怖くなりました。
 ブログは身近に見たもの、感じたものをエッセイ風に綴っています。

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