履き違えた?動物愛護

猪親子

 私のブログ「招かれざる客・猪」に大阪の「たーぼのはは」さんからこんなコメントを頂いた。



 「関西でも芦屋を中心にイノシシの被害は年々ひどくなっています。私も(付き添って行った)子供会のハイキング中にイノシシに遭遇したことがあります。みんな子どもを守るために 『目を合わせてはいけません』 と言っていましたが、なんと、そのイノシシに餌を投げてやるおばちゃんたちが大勢いたのには驚きました。しかも 『かわいい』 と言うのです。もしこちらに突進してきたらどうしようか、と気が気ではありませんでした。(中略)餌を与えてはいけません。(後略)」



イノシシ1


 岐阜の風小僧さんからはこんなコメントも。




 「私が住む岐阜ではイノシシと猿です。(中略)山裾に高圧線を張るのですが、相手の方が・・・(中略)自己防衛のため、いろいろの策を練るのですが、敵もさるもの。 『山に食いもんがねえから下りてくるんさ』 『あっちもこっちも白菜なんか全部駄目にされればな』 。そんな会話がたびたびです」



猿の親子



 招からざる客であるイノシシの出没と、それがもたらす被害は私達の地域だけではなさそうだ。イノシシばかりではない。鹿。彼らが人間にもたらす被害は全国では甚大だろう。農作物への被害ばかりではなく、人命を脅かすケースだって出ている。その背景には野生動物に対する人間の安易な見方や振る舞い、日本人の履き違えた動物愛護思想がありそう。




 行楽のドライブ中、峠の道などでサルの群れなどに出っくわすことがある。たいていの家族連れは「あっ、猿がいる」とばかり車を停めて、次にとる行動は餌を与えることだ。バナナ、みかん、りんご。親も子どもも大喜び。猿だって喜んでいるに違いない。猿も、いったん、この味を覚えたらたまるまい。山の中で、少しばかりの餌を探し回ることなんかあほらしくなるだろう。



サル    寝てるサル


 「一方で、動物愛護を美徳のように言いながら、こんなあほらしいことをしているのは日本人だけ」と厳しい指摘をする人もいる。もう数年前だが、アメリカのグランドキャニオンに行った時のことだ。その国定公園で見かけた看板にはこんな事が書かれていた。しかも日本語でだ。



 「野生動物に絶対餌を与えないでください」




 
アメリカ人ガイドは、これを次のように説明してくれた。



 「野生の動物が自ら餌を取ることを忘れたらやがては死ぬことしかないのです。野生動物に与えられた宿命は生存競争。人間の一時の思いつきの愛情で餌を与えたら、結果的にはその動物を殺すことになるのです。日本人はそのことを知っていないのでは・・・」



 
ひと頃の教条的ともいえる動物愛護思想はちょっと影を潜めたものの≪自分勝手≫で動物をかわいがっている人たちはいっぱい?その一方で被害に泣く日本人もいっぱい。



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やまびこ

Author:やまびこ
 悠々自適とは行きませんが、職場を離れた後は農業見習いで頑張っています。傍ら、人権擁護委員の活動やロータリー、ユネスコの活動などボランティアも。農業は見習いとはいえ、なす、キュウリ、トマト、ジャガイモ、何でもOK。見よう見まね、植木の剪定も。でも高い所が怖くなりました。
 ブログは身近に見たもの、感じたものをエッセイ風に綴っています。

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