クリスマスがやって来る
一足早いクリスマスの集いが開かれた。山梨ロータリークラブ恒例のクリスマス家族会だ。その帰り道、民家の軒先にはあっちにもこっちにもクリスマスの電飾が。その翌日は市民ホールに陸上自衛隊第一音楽隊がやって来て、クリスマス音楽祭が。よほど鈍感な私でもクリスマスや年の瀬が近いことを否応なく実感させられる。
山梨ロータリークラブのクリスマス家族会は毎年、12月の第二週と決まっている。50人のメンバーはもちろん、家族会だから、そのご夫人方やお孫さんたちも加わって参加者は100人を超す。それに地元の市長、ライオンズクラブや青年会議所(JC)の代表もお招きする。
会場はフルーツパーク富士屋ホテル。ホールのステージには大きなクリスマスツリーを飾り、ステージの中央からは放射線状に万国旗が。子供も大人もとんがり帽子、首にはレイを着ける。みんなメンバー達の手作りの演出だ。クラブ管理運営委員長や会長の挨拶、来賓代表である市長のお祝いの言葉などセレモニーに続いて、友好団体のライオンズクラブ会長の音頭取りで乾杯をして宴に。
乾杯のグラスはもちろんシャンパン。テーブルにはチキンやサンドウイッチなど盛沢山の料理、それに子供たちが喜ぶケーキも。パーン、パーン。子供たちはテーブルに用意したクラッカーを、まるで競うかのように鳴らす。宴はいやが上にも盛り上がっていく。2時間余りの最後は山梨の新民謡「よっちゃばれ踊り」やロータリーソング「手に手つないで」をみんなで踊り、歌ってお開きとなるのだ。もちろん二次会も。近くのカラオケハウスである。調子に乗って飲みすぎたら案の定、二日酔いだ。
翌日の自衛隊音楽祭は、市民会館が会場。「花かげホール」と名付けられた市民ホールを使うこともある。「十五夜お月さん一人ぼち 桜吹雪の花かげに・・・」で始まる童謡「花かげ」を作った地元出身の大村主計に因んだ命名だ。500人ぐらいは入るだろう今年の会場・市民会館は超満員。プログラムは二部構成。
第二部は約50人の奏者が全員サンタクロース姿に装いを変えて再登場。そりすべり、クリスマスキャロル・ファンタジー、クリスマス・トゥデイ、行進曲「雷神」などお馴染みの曲が次々と。もちろん「聖夜」も。みんな拍手喝さい。最後は山梨の民謡「武田節」のサービスも忘れなかった。
この時期、町といわず、田舎といわず、お目見えするのがクリスマスの電飾。ビジネス絡みのイルミネーションはともかく、一般家庭のそれはなぜか微笑ましい。子供たちやお父さん、お母さん、家族ぐるみの飾り付けの様子が伝わってくるからだ。でも、気のせいか、飾り付けはいつもの年より寂しい。不景気がこんな所にも影を落としている。
.ブログランキングに参加中です。
↓クリック いただけると励みになります。

ありがとうございました!
スポンサーサイト