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庭先の異彩

百日紅の花


 ヒマワリや百日草の花が姿を消して、我が家の庭先で、今、異彩を放っているのは百日紅(さるすべり)とアサガオ。ちょっと地味だが、真っ白いユリも捨て難いアクセントの役割を。百日紅はピンクの花を山盛りにつけ、アサガオはブルーの大輪を棚いっぱいに咲かせている。百日紅は恐らく100年以上、年輪を重ねた古木。幼い頃、近所のわんぱくどもと木登りした頃と幹の太さは変わらない。そう考えると、樹齢は、もっと古いのかも知れない。




 植え込みの手入れを、自らするようになって、剪定作業をし易いように樹の頭を縮め、形を整えたせいもあって花のバランスも良くなった。と、勝手に思い込んでいる。近くに«二世»の百日紅も加わってピンクの花の競演だ。周りの樹々は、もう緑の貯えをやめ、どちらかといえば、紅葉への準備を始めた。百日紅とアサガオの花の競演も見方を変えれば、行く夏を惜しんでいるようにも見える。




 百日紅はその年に延びた小枝に穂先のような形状を作り、その穂先いっぱいに貯えた蕾を次々と咲かせていく。「百日紅」(さるすべり)とは、うまい名前を当てたもので、まさに百日紅(ひゃくしちこう=紅)だ。むろん、同じ花が百日も咲いているはずがない。それぞれの帆に蓄えた無数ともいえる蕾が、次から次へとリレーして花を咲かせるのである。




 百日は、もちろん100間の意味ではなく、百日草や八つ手、山の八ケ岳と同じように「長い」や「沢山」の総称。百日紅の開花期間は、ざっと60日。おおざっぱに7月下旬に咲き出し、9月の下旬まで花を付ける。むろん、その年の気象や樹勢によっても異なる。

百日紅1


 百日紅は逞しい樹木で、放って置くと、どんどん大きくなる。だから花を付けると存在感はひとしおだ。車で走っていても、あっちこっちで目を引く。歌にある「赤く咲くのは・・・」などというロマンチックなものとは程遠い。でもこの時季、周囲に異彩を放つ花であることは間違いない。




 一方、アサガオ。このアサガオは種を付けない。在来種ではなく、台湾が原産だそうで、我が家の場合、母屋の敷石の下で株となって越冬、春になると逞しくツルを伸ばす。屋根まで届く網の棚を作ってやり、花を楽しむ。夏場には格好の日除けにもなる。花は7月下旬から咲き始め、11月の声を聞くまで楽しめる。

アサガオ


 直径15cmぐらいある大輪で、色は濃いブルー。それ専用のツルに鞘のような蕾を付け、次々と花をつけるのである。そのツルは繁茂するといってもいい大きな葉っぱの表に出て来て花を前面に出す。だから花の大輪がひと際クローズアップするのだ。ただこのアサガオ、種がないのに元はどうして繁殖したのだろうか。そんなことを考えると、漫才やコント風に言えば「夜も眠れない」?




 百日紅やアサガオの足元で、あちこちに咲く白百合も淡泊ながら風情がある。外来種だそうで、背丈は在来種の鬼百合や山百合と違って2mをざっと超す。その先っぽに、ほぼ直角にラッパのような純白な花を付けるのだ。その«ラッパ»は時期が来るとコロリと落ちる。種を鳥が運ぶのか、風が運ぶのか、我が家の周りには年々、この白いラッパが増える。




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プロフィール

やまびこ

Author:やまびこ
 悠々自適とは行きませんが、職場を離れた後は農業見習いで頑張っています。傍ら、人権擁護委員の活動やロータリー、ユネスコの活動などボランティアも。農業は見習いとはいえ、なす、キュウリ、トマト、ジャガイモ、何でもOK。見よう見まね、植木の剪定も。でも高い所が怖くなりました。
 ブログは身近に見たもの、感じたものをエッセイ風に綴っています。

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