ギャンブルと女性

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 黒駒の勝蔵、竹居の咆安(安五郎)といえば穴生徳(あのうとく)と並び、清水次郎長伝に出てくる悪役だ。これは講談や映画の世界のお話で、甲州人、今の私達山梨県人にとっては迷惑千万。地元にあっては黒駒の勝蔵も竹居の咆安も、実は立派な貸元だったのである。江戸と京を結ぶベルト地帯の東海道。中でも将軍家・幕府のある江戸と目と鼻の先の駿河(静岡)を拠点に勢力を持つ清水一家。明治の初期も含め、時の政権が利用しない手はない。政治の舞台裏で、陰に陽にテコ入れしては治安の維持に活用したことは、容易に想像できる。


清水次郎長
清水次郎長

 かつて大学紛争が華やかなりし頃、大学側が体育会系の学生をその親衛隊にしたことにもよく似ている。それはともかく、次郎長はもちろん、大政、小政、森の石松・・・。みんなカッコいい。悪役に仕立て上げられた黒駒の勝蔵や竹居の咆安だって、それなりに味がある。しかし今も昔もご婦人からは嫌われ者の博打打ちだったことには違いはない。


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 「やまびこさんには博打好きのイメージではありませんでした。私の知る山梨県の人は、みんな真面目の人ばかりでした」




 先頃、私のブログによくお出で頂く「ゴールデンチルド」さんから、こんなコメントを頂いた。不真面目でごめんなさい。私が毎週のように麻雀をし、時にカジノを求めてソウルのウォーカーヒルまで飛んで行く道楽者であることをブログで知ったからだろう。


カジノ



 黒駒の勝蔵の顕彰?碑は山梨県笛吹市御坂町の上黒駒にある。私が住む山梨市とは南へ目と鼻の先である。そのまた近くに竹居の咆安が。博打好きと言ったら品がないし、聞こえが悪いから、勝負事と置き換えるが、私は、そんな甲州人の血を引いているのか・・・。




 「バカ言えよ。俺達ゃあ、そんな柔な、小者の博打打ちじゃあねえんだ。講談の世界じゃあ、次郎長の陰に隠れちまったが、やせても枯れても甲州の東部一円を仕切った貸元よ。一緒にされたら笑止千万」


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 生きていれば間違いなく、お叱りを受けるに違いない。「飲む」「打つ」「買う」は昔から男の遊びの3要素。それは時代と共に変化していることは確かだが、このうち「打つ」が勝負事、ギャンブルだ。その勝負事。これほど、人の性格が現れるものはない。勝負に、あっけらか~んと臨む者もいれば、終始、こだわる人も。お金への執着や決断力のあるなしも表れる。私のような、どちらかといえば、ズボラな上、せっかちなタイプもあれば、その反対の石橋型の慎重派も。タイプはさまざまだ。「このうち強いのは誰?」。それは誰もが想像する通りだろう。ただ、カジノなどのように≪一か八か≫の勝負は別かも。




 カジノは日本では認められていないから、ギャンブルといえば競馬や競輪がその代表格。競馬、競輪はともかく女性、特に年齢の高いご婦人は総じてギャンブルにアレルギー反応を示す。うちのかみさんもその一人だ。リスクや冒険を嫌う女性の本能だろう。でも若い女性はちょっと違う。その証拠に、このブログにお出で頂く方々の中には競馬の予想やエッセイを書く若い女性が何人もいる。競馬場を見ても若い方々が多く、カップルのデートコースにも。ギャンブルの概念もやがては変わるのだろう。もうすぐGI「有馬記念」だ。




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comment

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昔,私も経験しました。

昔は競輪、競馬一通り、経験しました。
しかし、TTLするとマイナスは確実でした。
賭け事は勝とうと思ってはダメですね、遊ぼうと言う感覚
なのだと思います。
山ちゃんの博打に対する心意気が判りました。
博打打ち=やくざ者=女泣かせ
はいけませんが、小額で土日の重賞レースを楽しむ程度
であれば、健全娯楽として吝かではありません。
多いに楽しんでいただきたいと思います。
紹介文有り難うございました。

次郎長の辞世

 
http://plaza.rakuten.co.jp/camphorac/diary/200705270001/


・・・・・鉄舟は、次郎長の事を決して呼び捨てにはしなかったし 次郎長も良く鉄舟に従い 禅の公案を解く事を日ごろの生活の柱とした。1893年 明治26年 次郎長73歳で死す

『六でなき 四五とも 今はあきはてて さきだつさいに あうぞうれしき』

ろくでない仕事にも飽きた 先立つた妻にあの世で会えるのが嬉しい という辞世の歌を残している。

関連記事一件

http://plaza.rakuten.co.jp/camphorac/diary/200606280000/



ゴールデンチルドさん

 ギャンブルと言うものは、勝ち負けだけで言えば、相対的に負けるものですよね。そのための諸々の経費はお客が払うのですから・・・。分かっちゃいいるけど、はまるのがまたギャンブル。スリルとかロマンを追いたがる男達に対して、現実的な女達が嫌がるのもそこにあります。男は何時になってもバカかもしれませんね。

柳居子さん

 改めて「次郎長の辞世」(20007/05/27)拝見させて頂きました。山岡鉄舟は確か飛騨の高山の出身と聴いたことがありますが、その鉄舟との関係は世にも有名。

 柳居子さんがお書きになっていおられるように、江戸城無血開城の勝・西郷会談のお膳立てをした鉄舟。いつの世も「大物」「知恵者」と言われる人達は、人を使うことも上手だったのですね。

 特に幕末から維新という混乱期に、鉄舟のような知恵者、また次郎長のような、その意を解すことが出来る人物は必要だったのでしょうね。
 
 
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プロフィール

やまびこ

Author:やまびこ
 悠々自適とは行きませんが、職場を離れた後は農業見習いで頑張っています。傍ら、人権擁護委員の活動やロータリー、ユネスコの活動などボランティアも。農業は見習いとはいえ、なす、キュウリ、トマト、ジャガイモ、何でもOK。見よう見まね、植木の剪定も。でも高い所が怖くなりました。
 ブログは身近に見たもの、感じたものをエッセイ風に綴っています。

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