四川料理と中国酒

料理2
つけ麺


 辛い。何を食べても辛い。口から火を吹きそうだ。東京でも何度か四川料理を食べたことがあるが、そんなものではない。東京でのそれは恐らく、日本人向けに多少のアレンジをしていてくれるのだろう。上海で食べた本物の四川料理の辛さは半端ではなかった




 こんどの中国行きのきっかけをつくり、案内役を買って出てくれた友人ご夫妻は、上海中心街にある四川料理の専門店に連れて行ってくれた。四川料理のディナーを堪能しながら、このレストランが演出する「変面」を楽しもう、という試みをしてくれた。腕時計は現地時間で午後7時半を廻っていた。広いフロアーの予約席はいつの間にか埋まり、私達のテーブルにも次々とコース料理が運ばれて来る。少し離れた隣のテーブルには、私達の黒髪と違って金髪の欧米人らしいご夫婦が。「ワンダフル」「ワンダフル」。


舞台3



 ウェイトレスが運んでくる料理は、「当たり前だよ」と言われるかもしれないが、山梨の片田舎で食べる「中国料理」とは違う。そういっては失礼だが、見た目、その味わいもさることながら、そこに使われる油との絡みがシンプルに感じた。中国料理特有の、あの脂っこさがないのだ。老酒やマオタイの年代物と言われる古酒を飲みながら戴くのだが、これがうまい。でも辛い。メニューによってはみじん切りに散らばる唐辛子を避けながら頂くのだが、やっぱり辛い。そう言いながらも箸が進むから不思議だ。



料理

 勢い、老酒やマオタイ酒の杯も進む。日本では老酒と言えば「紹興酒」が有名。むしろ老酒と言うより「紹興酒」として一人歩きしているのだ。フランスのシャンパン地方で作られるから「シャンパン」と言うように中国の紹興(浙江省)で作られるから「紹興酒」と言うのだが、私なんか、いつの間にか老酒の総称のように使ってしまうことが多い。「スパークリング・ワイン」にしても日本では「シャンパン」の名が通っているので、どこのスパークルング・ワインでも「シャンパン」と呼んでしまうのと同じ。それほど日本では「紹興酒」がポピュラーなのだ。




 マオタイ酒も喉越しといい、胃袋に落ちるまでのあの響きがいい。上等の酒はやっぱりうまい。ロシアのウオッカ、アメリカや南米のテキーラやアブサン、バーボンウィスキーも時々飲むが、これとはまた味わいが違う。今ではそんな馬鹿なことはしないし、出来ないが、若い頃は調子に乗ってというか、粋がって、そんな酒を飲んでみたが、今では頭で知らず知らずにブレーキをかけている。今、家にも何本かのそれがあるが「客人用」。田舎家のリフォームの折に作ったセラーに眠ったままだ。

料理3



 老酒は日本酒とほぼ変わらないアルコール度数だが、マオタイ酒は別格。ロシアのウオッカと同じように脂っこい食の習慣があるからいいのだろう。刺身、酢の物に限らないまでも精進料理のような料理を基調にした日本料理には似合わないのかもしれない。中国料理にせよ、日本料理にせよ、うまい料理を食べ、うまい酒を飲む。人間、これこそ至福の時だ。酒好きの仲間・元郵便局長にも飲ませてあげたいと思った。ただ、そんな中国にあっても、やっぱり日本酒が・・。「日本酒はないの?」と、つい言葉を掛けそうになった。




ブログランキングに参加中です。  
 ↓この下の「
甲信越情報」をクリック いただけると励みになります。
新バナー

にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 山梨情報へ  ← 「山梨情報」 こちらも応援よろしくお願いします


ありがとうございました!
スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

ランキング参加中です!
人気ブログランキング【ブログの殿堂】
おきてがみ
プロフィール

やまびこ

Author:やまびこ
 悠々自適とは行きませんが、職場を離れた後は農業見習いで頑張っています。傍ら、人権擁護委員の活動やロータリー、ユネスコの活動などボランティアも。農業は見習いとはいえ、なす、キュウリ、トマト、ジャガイモ、何でもOK。見よう見まね、植木の剪定も。でも高い所が怖くなりました。
 ブログは身近に見たもの、感じたものをエッセイ風に綴っています。

最新記事
カテゴリ
最新コメント
FC2カウンター
ブログ成分解析
ブログランキングならblogram
検索フォーム
月別アーカイブ
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

全国からアクセスありがとう!

ジオターゲティング
最新トラックバック
アルバム
リンク
忍者ツール
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
FC2ブログジャンキー

「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します!